【洗濯物が楽になる】裏技リノベ:テラス囲い&サンルーム

この記事について

【読んでほしい方】
・毎日の洗濯物が面倒な方
・脱衣場が住まいの東か南にある方

【この記事の内容】
・洗濯物をわざわざ脱衣場から運ぶ必要はない
・東か南に脱衣場がある方は、直通のテラスをつけることで快適になる
・雨、花粉、虫、強風などの問題を解消できる
・余ったスペースで理想の洗面台が手に入る

目次

  1. 外置き洗濯機の便利さへの気付き
  2. テラス囲いやサンルームという選択肢
     ●メリット ●デメリット
  3. テラス囲いがオススメな方
  4. 費用はどれくらい?
  5. テラス囲いを設置したい場合はどのようにすればいいのか?

外置き洗濯機の便利さへの気付き

まずはお話すをすすめる前に、体験談をお話させていただきます。

9年間程、1人暮らしをしており引っ越しもしたりしたので、
室内に洗濯機を置くタイプ」と「バルコニーに洗濯機を置くタイプ」の両方を経験しました。

ほとんどのご自宅は「室内に洗濯機を置くタイプ」かと思います。
最初の家はこのタイプで何も違和感なくそういうものだなと思い、洗濯物をする毎日でした。

ですが、勤務地の都合で引っ越した際に「バルコニーに洗濯機を置くタイプ」の家に引っ越して今までの常識を覆されました。

最初は「外に洗濯機を置くのは嫌だな」という思いで一杯でしたが、「洗濯が終わったらそのまま洗濯槽から取り出して干していくだけ」という手軽さに驚愕しました。

どうせお風呂に入るときに脱いで運ぶんだから、脱衣場に洗濯機でいいんじゃないの?」というご意見があるかと思いますが、実は雲泥の差がありました。

洗い終わって水を吸った重い洗濯物を一度かごに出してバルコニーまで持っていく」という無駄な動きが無くなります。
水を吸った洗濯物は重たいですよね。洋服だけでなく大きなシーツも洗濯をする日には重労働です。
これが一切なくなるので非常に効率がよくなります。


もちろん、デメリットも存在します

洗濯機本体が壊れるということです。

さらに、風が強く雨が吹き込んでしまうような日は、洗濯機が濡れてしまいます。
水を使うといえど、洗濯機も電化製品ですので、雨で故障する可能性もあります。
幸いにも、私が使っていた洗濯機は9年間の間ノートラブルで文句も言わずにしっかりと働いてくれましたが通常ではそうはいきませんね。
特に栃木は、夏場の急な雷雨が多いので大変です。

では、どうするのがベストなのでしょうか。

テラス囲いやサンルームという選択肢

「洗濯機は洗濯物を干す場所にあることが理想」

「完全な外だと洗濯機が汚れるし壊れる」

と解説させて頂きましたが、この全てを解決するのがテラス囲いやサンルームという存在です。
特に脱衣場(サニタリー)が特に日当たり良好な、住宅の東側・南側にあるという方は必見です。

脱衣場で脱いだ服を、すぐ隣のテラス囲いの洗濯機に入れ、洗い終わったらその場で干すだけになりますので、優れた家事動線を作ることが出来ます。
雨風からも洗濯機を守ることができ一石二鳥です。

大田原市下石上の事例では、お子様が部活動をされており、どうしても服や靴下についた泥や埃で玄関から廊下が汚れてしまい、日々のお掃除も大変でした。

そこで脱衣場から直通の間取りで施工させて頂き、お子様が部活で毎日ユニフォームを泥だらけになって帰ってきてもテラスから入ることでテラスで着替えてから家に入ることができます。

また、洗濯機置場を移設することで、これまで洗濯機を置いていたスペースが空くことで、その空間を有効活用することが出来ます。
こちらの住宅ですと、洗面台のカウンターを延長し広々とした洗面スペースを確保することが出来ました。
キャビネットタイプの洗面台の方が多いかと思いますが、キャビネットタイプであっても、横にカウンターを付けたり、収納を増やすということも可能です。

時期によっては、雨や花粉などの問題もありますし、虫が付いてしまうこともあります。
テラスから入る事でそれらを入れないで入ることもできる上に、干しているときも付着を防ぐ事ができます。

その他にも栃木県の気候の特徴として、冬の時期には「男体おろし」や「那須おろし」と呼ばれる、強い季節風が吹くため、洗濯物を干す際には注意が必要ということもあります。


ここでメリット・デメリットをまとめると、

メリット

  • 濡れて重くなった洗濯物をいちいち運ばなくても良い・移動が最小限になり家事の時短にもつながる
  • 天気、花粉、虫、花粉などの心配から開放される
  • 空いたスペースを有効活用できる
  • 玄関からだけでなくテラスからも出入りできる
  • 日が出ていれば、冬場でもかなり温かいのですぐ乾く
  • 6畳分のスペースを増築できる(サイズはプランによって変更可能)

デメリット

  • 庭として使える部分が減る
  • 日光を多く取り入れられる分熱くなりやすい
  • 工事費がかかる

などが挙げられます。

※テラス囲いにはリビング空間の延長や、ペットルームなど様々な使い方がありますが、今回は洗濯物をメインに考えた場合です。

テラス囲いがオススメな方

テラス囲いのメリットをお伝えしてきましたが、では実際どのような方にオススメなのかというと、

  • 脱衣場が東か南にある
    (脱衣場と直通にしたい場合)
  • 洗濯物の量が多くて大変
  • 部活などで汚れた洗濯物がある
  • 家事の負担を軽減したい
  • 家にいないことも多く急な雨が降ると困る
  • 家族に花粉症の方がいる
  • 虫が嫌い
  • テラス囲いを設置するスペースがある
  • 室内が少し手狭になっている

上記が複数当てはまる方にはテラス囲いがオススメです。

費用はどれくらい?

上記で紹介させて頂いたテラス囲いの例で約6畳分となりますが、
勝手口を造作する場合で約95万円。
一般的な、リビング等の掃き出し窓の位置に設置する場合で約50万円。

安いの?高いの?とわからない方もいらっしゃるので基準をお伝えすると、
一般的な木造住宅の増築となると2畳で70万円、つまりは6畳で210万円程かかります。
鉄筋の家だともっと費用がかかります。

そう見ると50万〜95万円はかなりコストパフォーマンスの高い増築ですね。

テラス囲いを設置したい場合はどのようにすればいいのか?

では具体的にテラス囲いを設置するために必要な手順についてですが、

  • お問い合わせ
    こちらよりご連絡下さい。
  • 現地調査
    まずは一度実際のご状況を確認させて頂きます。
    日程については柔軟にご対応させて頂きます。
  • お見積り
    一週間~二週間ほどでお見積りをお出しできます。
  • 仕様決め
    ご予算が合いそうでしたら色などを選んでいきます。
  • 発注
    お客様からのご要望を頂きましたら、発注させて頂きます。
  • 施工
    製品の納品日、お客様のご都合、職人を抑えられる日程、これらを調整しながら施工していきます。
  • お引渡し
    完成したら、ご使用方法など説明させて頂きお引渡しとなります。

上記のような流れで進んでいきます。
まずはお気軽にお問い合わせください。


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